2013年7月22日月曜日

靖国神社に参拝した

日とはいっても数週間前に人生で初めて靖国に参拝してきました。
8月15日が近づくにつれまた何かと物議を醸す場所です。

靖国を参拝し遊就館を拝観してきたのですが、正直日本人として直面するのが非常に苦しい場所でした。

2Fの展示室から1Fに回る構造となっていますが、私は最後に展示されている6000柱程度あるといわれる戦没者の写真を直視できなかったし、戦没者の家族が送った日本人形をみて恥ずかしながら号泣してしまいました。

国を戦争美化という方がいらっしゃいますが、私は幼少のころより「第二次大戦で日本は間違ったことをしたため戦争で負け、反省をもとに良い国になった」、「戦争は二度と起こしてはならない」としか習っていない。なので、これらを見て過去に犠牲になった方々のうえにある平和を維持していこうとしか思わないです。

国は本当に軍国主義の象徴なのだろうか。。。戦争美化のモニュメントなのだろうか。

しかし、少なくとも私は現代の日本において靖国を軍国を賛美し再び戦争を行いたいというプロパガンダを背負った施設と理解する日本人は皆無であると思う。

少なくとも靖国で私が感じることは、私と同年代、ないし若く戦争で散っていった方々を偲び、時の国家に対する悔しさや二度と繰り返してはいけないと思う気持ちだけである。

般化してしまえばあるものに対する価値判断はいつも事後主義で勝手に解釈がなされる。

つまり、物事に対する善悪の判断や意味付け、価値は不変ではなく流動的なものであると思うし、多くは時代背景をもとにした解釈により流動的だと思う。

だからこそ我々現代の日本人が、戦争への反省と平和な未来への決意を靖国に対してぶれさせてはいけない、それこそが現代日本人の務めなのだと強く思いました。

A級戦犯を合祀しているから。。。。軍国を美化しているから。。。。などといったことを掻き立てるジャーナリストは一度靖国に足を運んでみるべきだと思う。

その思いが文化、歴史、宗教観により理解できないのであれば、未来のためにそっと尊重をしておくべきだと思った。

今年の8月15日、メディアは多くのことを書きたてるのだと思いますが、各々が個人の持つ普遍的な平和感と正義に従い行動すればよいと思います。


靖国神社本殿

遊就館への拝観料は800円です。


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